■スマホやタブレットからの観覧が多くなりましたのでメニューページは廃止いたしましたが、引き続きよろしくお願い致します。

タマムシ採集と飼育

タマムシサイトを開設して以来「採集法が知りたい」というご質問に良く頂きます。そこで、少しだけヒントをご紹介します。

◆タマムシが好む木

タマムシは成虫に成ると木の葉を食します。ですから、食草の無い場所ではタマムシは生きられません(当然ですが・・)

簡単に言ってしまえば食量となる木を探せば高い確率で見つけることが出来ます。ここではタマムシが好む木の名前を覚えましょう。

エノキ

①エノキ(榎木)

ヤマトタマムシが1番好む木です。飼育時もこの木の葉を餌として与えましょう。

枯れていたり、伐採されていれば幼虫も居ます。よーく覚えておきましょう!

ケヤキ

②ケヤキ(欅)

樹皮が硬いこの木は普段は虫は付きませんが、枯れていたり伐採されていると沢山の甲虫類がやって来ます。

ケヤキナガタマムシのホストです。冬場は、樹皮裏で越冬するナガタマムシが取れます

ヤマザクラ

③ヤマサクラ(山桜)

この木もあまりタマムシは付きません。立ち枯れや切り株には、ヤマトタマムシが産卵しに来ます

クヌギ

④クヌギ(椚)

クワガタやカブトムシが大好きな木ですが、この木にもあまり付きません。

枯れていると産卵しにやって来ます

コナラ

⑤コナラ(小楢)

枯れていればヤマトタマムシが産卵に遣ってきます。

切り株から出た「ひこばえ」にはクロナガタマムシが好んでやって来ます

クリ

⑥クリ(栗)

言わずと知れた秋の味覚です。

ムツボシタマムシやナガタマムシが付きます。ヤマトタマムシは期待薄

アカマツ

⑦アカマツ(赤松)

ヤマトタマムシは付きませんが、ウバタマムシやアオタマムシが大好きな木です。

赤松林があったら探して見ましょう

◆採集法◆まずは成虫をgetしよう!


木の名前を覚えたら採集に出かけましょう。

●用意するもの●

服装は?

服装はお決まりの長袖、長ズボンです。萱や野バラなどの葉やトゲで肌をキズつけない為です。
日中は暑くなりますので、帽子も必需品です。日射病対策の意味でもお忘れなく!

持ち物は?

「虫かご」携帯性に優れたコンパクトな物が良いです。
「補虫網」高いところに居るタマムシを捕まえます。
「水筒」タマムシ採集は日中の暑い時に行ないますので水分は必需品です。熱中症に注意!!してください。

遠出の場合

「クーラーボックス」捕った虫をカゴごと入れておきます。暑さで死んでしまうのを防ぐ為です。

その他

「デジカメ」「地図」採集地など記録しておくのに便利です。

●採集期間●

成虫は6月~8月上旬に現れます。良く晴れた日は、枯れ木に産卵にやって来ますので枯れ木を見てまわります。簡単に採集出来ますが♂はまず捕れません。

曇り、雨、の日はじっとしてますので探すのは困難です。エノキの木を回り枝先をスイーピングします。♂は大木の樹上に居ますので、竿の長い補中網を使います。

※スイーピングとは?

補虫網ですくい捕る方法です。虫が居たら狙ってすくい捕ります。居ない時は居そうな場所を想定してすくい捕ります。意外な虫が捕れることも有りドキドキします。

●採集地●

採集地の条件として「エノキがある」「高木である」「日当たりが良い」所がベスト条件です。
次に「伐採木が沢山ある」「大きな切り株がある」「風通しが良い」所では産卵にやって来るタマムシを捕まえることが出来ます。
代表的な場所として「神社仏閣」「公園」「河川」などです。採集禁止の場所もありますのでよく確認しましょう。また、これは昆虫採集全般に言えることですが、私有地に入る場合は許可を貰いましょう。ゴミは持ち帰る、踏み荒らさない、などは言わずと知れた常識です。

見事採集出来たら次は飼育開始です。

タマムシ飼育改訂版2007/08/05

飼育マニュアルの無いタマムシをどうやって飼育したらよいか試行錯誤の上ほぼ完全版に近い形が出あがりましたので
ここで発表させていただきます。

◆用意するもの

●容器

・ネットゲージ又は衣装ケース
・市販のプラケースの場合はフタの間に紙を挟んでスリットに脚を引っ掛けないようにしてください。

●餌

・エノキ、ケヤキ、などニレ科の葉

●産卵木

・広葉樹で切り出し後半年以内のもの、キノコが生えていないもの。
太ければなお良い。長さは30cmあれば成虫までいけます。

今まで、色々な物を飼育ケースとして使ってきましたが、足を痛めることが多く課題の残る結果となつていました。
特に金網製とガラス製の容器では、ほぼ全頭で何らかの障害が発生して居る事が解りました。
プラケースも新品の物は壁面に脚がくっ付いて取れなくなることが多く、フタのスリットに爪が挟まってしまう事も度々起こりました。
色々と探した結果衣装ケースが飼育にもっとも適しているようで、足を痛めるものは10パーセント以下と優秀である事がわかりました。
今後もデータ解析を進め立証していきたいと思います。

◆セッティング法

・衣装ケースにセットした様子です。
ネットゲージでもセッティングは同じです。

糞掃除をしやすくするように紙を敷いて下さい。

園芸スポンジを用いたセット法。タッパーにスポンジを押し込めてエノキを刺します。

プリンカップを用いた例。フタに十字に切れ込みを入れてそこにエノキを刺します。

◆管理法
・置き場所は直射日光の当たらない明るいところが良いでしょう。
・糞はこまめに取り除き容器内は清潔に保ちましょう。
・餌のエノキはしおれる前に交換します。おおよそ3日が目安!
・産卵した木は加水した後風通しの良い場所で保管します。
・もし木にカビが生えたら水で荒い流します。あまり湿らせすぎるとカビが発生しやすくなります。
・タマムシは幼虫成虫共に乾燥に強いので、あまり神経質になって加水することは不要ありません。ほどほどが一番です。
・幼虫の割り出しは不要です。産卵木は十分な容量を保っていますが、どうしても幼虫が見たいと言う方は割り出してください。
・割り出しは産後一年後以降。あまり割り出しが早いと幼虫が小さすぎて管理が大変です。
◆採卵

産卵木の端面に4mmのドリルで10㎜の穴を三つあけます。
卵が孵化すると繊維に沿って中へと食い進んでいきます。

こちらは割れ目がありましたので、あえて穴はあけていません。
見事に割れ目に産んでいます。

もし、タマムシが産卵木以外の所に産卵した場合は以下の様に対応します。

① 付属の容器(タッパー)に幼虫飼育材を敷き詰めます。
  飼育材は決められた量の水を加水してください。軽く押し固め表面に窪みを作ります。

② 窪みに卵塊を入れフタをします。

③ 10日程すると卵から孵化し幼虫は飼育材を食い進みます。幼虫は壁際を食い進む事が多いのでその姿を観察することが出来ます。

タマムシ幼虫飼育

タマムシの飼育方法を簡単にご紹介いたします。どうしても分からない方は掲示板又はメールにてお問い合わせください。
なお、ここで使っている飼育材は当サイトで扱っている飼育材を利用しました。

~材飼育~

タマムシの仲間の幼虫のほとんどは樹皮裏を食い進む種が多い為、飼育法としては食樹の原木を用意しそこに産卵させ成虫まで管理する方法が良いでしょう。
ヤマトタマムシの場合は材に食い込むので食材も入手しやすく飼い易いです

用意するもの

原木

産卵させた原木をそのまま管理するだけの簡単な方法です。

産卵が確認できた材は加水しコンテナなどに入れて管理します。

乾燥を防ぐ意味で湿らせた新聞紙を敷きます。コンテナのフタを閉めると密封状態となりカビの温床となりますので注意しましょう。布かネット状の物をかぶせひもで縛っておくと良いかと思います。フタなしの場合小さいゴキブリが侵入する可能性も有ります。

後は乾燥状態を見て加水を続けてください。

木の周りから細かい木屑が出て来る事がありますが、材を食い進んでる証拠です。
あまり木屑が多い場合は材内が過密状態で食べる部分が減ってる可能性も有ります。この場合は割り出して新しい材部に移してあげます。ドリルで穴を開けそこに入れてあげれば数日で食い進んでいきます。

材内部の模様・かなり食い進んでいる。

三年目の材内部・かなり成長していた。

こちらも三年目
~マット飼育~

ヤマトタマムシなど材中に食い入る一部の種類に限り、植樹を粉砕したオガクズで飼育する事も出来ます。

用意するもの
マット飼育とも呼ばれるオガクズを餌として飼育する事は大変困難です。 特にポリ容器等は熱がこもり易く大変難しいです。 口の広い容器では熱がこもる事は無いことがわかりました。2013.02.10
生存率もあまり良くないので始めての方は手を出さないのが無難です。
100均のタッパーやPPカップで卵から成虫まで飼育が可能であることがわかりました。プリンカップより丈夫な事と、ガラス容器のように結露による被害も少ない事から、当サイトでは全ての固体をPPカップ管理へと移行しました。よって当サイトでは、初めての方はこの方法をお勧め致します。また、PPカップの入手はマーケットコーナーからお問い合わせください。
幼虫観察するにはとても便利ですので向上心のある方は失敗覚悟でチャレンジしてみてください。飼育容器を選ぶコツは、浅くて口の広い物、を選びます。幼虫は底面のみを食い進み上がって来ることはありません。ですから、あまり深い容器で飼うと餌が無駄になってしまいます。
中々良い物が見つかりませんので、これは使えると言う物が御座いましたらお知らせください。

プリンカップ

良い点
・臨時で使うなら便利
・低コスト
悪い点
・素材が薄い
・強度不足
・サイズが半端

総評として、玉虫の幼虫飼育には向かないようです。

タッパー

良い点
・丈夫
・サイズが選べる
悪い点
・素材が不透明で観察しづらい
・高価

総評として、飼育には適してますのでオススメです。ただ中身が見えにくいので観察には不向きのような・・・

広口瓶

良い点
・丈夫
・洗って再利用出来る
・クリアで観察に適する
悪い点
・単価が高い
・重い
・割れやすい

少々重くて使いづらいです。丈夫なので洗って何度も使えます。

※ガラス容器は結露しやすく死亡率も多いため、タマムシ飼育には不向きであることが判りました。2013.02.10

・置き場所は直射日光の当たらない明るいところが良いでしょう。
・餌交換のタイミングは容器の底面に底面を食べつくしたら交換します。
・カビ、菌糸、に注意!白い糸状の物が出たらそれは菌糸ですので取り除きます。あまり多く出るようなら餌を全面的に交換します。
・菌糸類はタマムシの生育にとても悪影響を与えます。特に弱齢幼虫は注意!
・容器内水分に注意!湿らせすぎると弱齢幼虫は壁面の結露によりくっ付いてしまい死亡する事故が置きます。
・マット飼育は餌の腐敗が早い為小まめな交換が必要となります。初心者は手を出さないほうが無難です。まずは材飼育にチャレンジを!


孵化後六ヶ月

これで三年目、来年は羽化するか?

プリンカップで管理。

四年目、もうすぐ蛹化

さなぎ

羽化直後
◆タマムシ研究結果

●ヤマトタマムシの研究結果報告です

検証期間 2000年5月~2006年8月(予期は除く)
◆基本データ。

和名  ヤマトタマムシ
 学名  Chrysochroa fulgidissima fulgidissima
 英名  Japanease jewel beetle
 綱    昆虫綱 
 目    甲虫目
 科    タマムシ科
 体長 30~40ミリ

◆成虫

食樹 エノキ、ケヤキ、の葉
寿命 80日~100日(当方飼育最長記録106日)
出現時期 5月下旬~8月上旬 年1回出現
天敵 鳥類、蜘蛛類、カマキリ
♂♀同定

生息範囲

本国:本州(南東北以南)、四国、九州、伊豆諸島、対馬、屋久島、種子島、
外国:台湾、韓国、中国、ラオス、ヴェトナム、

全ての地においてエノキの木に温存し、エノキのない北海道などの寒冷地では成育しない。
飛行 上翅をV字に広げる独特のスタイル。
◆卵、幼虫、サナギ

産卵

・エノキ、ケヤキ、カシ、ナラ、クヌギ、ハリエンジュ、サクラ、オニグルミ、カキ、など各種広葉樹の枯死木。
・枯れてから年月の経過した物、朽木には産卵しない。
・半枯れの部分、伐採木、伐採直後の切り株、等を好む。

・産卵直後は白くゼリー状の幕に覆われているが時間と共に硬くなる。
・一つの塊に3~8個産み付けられている
・産後10~20日前後で孵化(気温と湿度に左右される)

幼虫・蛹

おおよそ3年、食樹の状態により5年もあり。
・自然界では、ほぼ2年で成虫になることが解りました。(2012.8訂正)
・温度管理をした飼育下では1年で成虫になることが解りました。(2012.8訂正)
・幼虫は適応温度に幅がある。生息地により冬眠するものとしないものがある。
・立ち枯れなど冬の寒風や乾燥にさらされる場合、幼虫は冬眠しおおよそ4年~5年で成虫に成る。固体は小さめ。
・幼虫は生育環境に関わらず冬眠しないことが解りました。(2012.8訂正)
・切り株に産し地中の根部内で育った場合、冬でも暖かく温度湿度共に保たれる為か冬眠しない。3年~4年で成虫 2年で成虫となり大型の固体が多い。
・飼育下の常温では3年~4年で羽化するが、餌の質で成長は左右される。材飼育は早め、マット飼育は遅めで5年掛かる物もある。
・上記理由により飼育下にてサーモスタットを用いて通年加温すれば成長は著しく短縮される。ただし、餌の質と量により例外もあり。
クワガタ用の菌糸ビンではおがくずが菌糸に感染しているためたべません。菌糸から幼虫が嫌う物質が分泌されておりタマムシやカミキリはこれらを嫌う挙動が見られることが解りました。(2012.8追記)

孵化後6ヵ月 さなぎ・脱皮後17日・体全体がパールカラーの様に艶が出て輝いてくる。
孵化後3年 さなぎ・脱皮後20日・ここまで来るとタマムシであることが判る。
蛹化・あれだけ長かった体は縮み透明に透き通ってくる。 羽化・脱皮後22日目で羽化した。トカゲのように皮があちらこちらから縮んで剥けて行く感じ。セミのようにズルリとは剥けない。
さなぎ・脱皮後1日目・乳白色でとても綺麗。 真っ白な翅・その後2日ぐらい掛かってようやく見慣れたあの色になる。
さなぎ・脱皮後10日・まず頭と手足が色付いてくる。 成虫・綺麗ですね~
天敵 キツツキ、アリ、寄生蜂、各種菌糸
◆噂検証

検証結果

サクラの葉を食べる 食べませんでした。
サクラの木に集まる サクラに付くタマムシは確認できませんでした。サクラの葉を食べない事からデマであると断定しました。
サクラの伐採木には産卵にやって来る固体を確認しました。
死骸をタンスに入れると洋服が増える 迷信の様です。
昔は沢山居た。 今も昔も変わりません。居る所には居るという感じです。
(この研究を始めるまでタマムシなど見た事ありませんでした。)
光る体色の理由は鳥をおびえさせる。

嘘、まったくの誤報です。
タマムシの天敵は鳥類ですが、この目立つ風貌から鳥に食われた死骸を見た事のある方は多いと思います。

鳥をおびえさせるのではなく、エノキの葉に擬態し鳥の目から逃れているのです。エノキの葉は太陽に当たると表面のツヤツヤの部分が反射して光ります。角度によっては黄色く見えたり赤っぽく見えたり、まさにタマムシはこの葉の色を真似ているのです。
幼虫は多孔菌などの菌糸を食べる 食べません。

今年もタマムシ飼育はじまりました。

5月末に羽化したタマムシ達が一斉に外へと出てきました。
今年もタマムシ飼育のはじまりです。
今年は爬虫類用のケージで飼育したいと思います。
これだと見た目良いし、手入れもしやすそうです。

投入早々に葉っぱをパクついてました。
●2005/6/15●増えました。

仲間が増えました。
3月頃河川から持ち帰ったエノキ材から14日に出てきました。
お眼目クリクリな男の子です。
これで♂3頭♀6頭になりました。
来月辺りから交尾を始めるでしょう。
●2005/6/4●食草観察

元気にエノキを食べてます。
今日は、タマムシがどう言う風に食事するか観察しました。
食事風景の連写です。草食昆虫ならでわの食べ方ですね。芋虫みたい・・・

んで、今後はエノキ以外にどんな葉を食べるかも調査したいと考えています。

①葉の端から喰らい付く ②触覚で探りながら食べていきます。 ③ある程度まで進むと①へ戻る

樹種 結果 状態
エノキ 良く食べます。三日でカラ坊主にしてしまいます。
ハリエンジュ × タマムシ生息地に良くある樹ですが、食べませんでした。
コナラ × 無反応。食べようともしませんでした。
さくら × 食べません。
ケヤキ 盛んに食べました。
カシ × 食べません。
●2005/7/25●産卵行動

飼育中のタマムシが産卵行動を始めました。
産卵器をエノキの割れ目に刺して居ます。

産卵器で必死に木の割れ目を探しています。

◆サイト経歴

1999年 (平成11年)

・タマムシ成虫を採集を機に、飼育と生息調査を開始した。

2000年 (平成12年)

・タマムシの生息調査を元に幼虫採集にみごと成功!飼育調査を始める。

2001年 (平成13年)

・タマムシの幼虫(採集品)が羽化に成功。それを機に飼育及び採集調査結果をWebにて一般公開!同時に日本で始めてタマムシ成虫の飼育方法の一部をWeb公開した。

2003年 (平成15年)

・卵から飼育した個体が無事に羽化。
完全ブリード物第一号を記念して羽化までの連続写真と幼虫の飼育方法を公開。

・オガコを用いた飼育法を確立し公開したのは当サイトが日本初であった。また、当時は羽化写真を公開したものが無かったため多くの反響を頂きました。

2004年 (平成16年)

・プロバイダー変更に伴い、現在の忍者ツールズさんのスペースをお借りしてホームページ移転。
・タマムシの反響が大きかったため、タマムシのみを題材とした物へ変更、サイト名を「タマムシ愛好会」とした。

 
               
皆様からのコメント

2010/12/03 kulon ウバ拾いました
お邪魔いたします。昨日勤務先の建物の日陰で寒さで硬直していたウバタマムシを拾いました。初めて見ました。普通の玉虫は時々見るのですが。雑木林が隣接するので今日明日の寿命が近いかもしれませんが日の当たる場所に連れていって逃がしました。可愛いものですね。玉虫を標本にしたい人が場所を教えてほしい、とか捕獲してきてと言われますがまだ繁殖をしている様子なので内緒にしています。しかしこの時期、長寿すぎのウバの一期一会でした。

ウバタマムシなど山地系のタマムシは成虫越冬しますからこの時期に見られても不思議ではありません。しかしこの私でさえ年に数頭しか見ることの出来ない幻の虫です。いつまでもこういった虫達が住める環境が残り続けると良いですね。

2010/10/06 ウオーレス 見つけました
はじめまして。私は今日10月6日にタマムシ♂を家の近くで見つけたのですが、この時期に見られるのは珍しいことなのでしょうか。家の近くでエノキを見たことはありませんが、ゴマダラチョウやオオムラサキを何度か見たんであると思います。見つけてうれしかったのですが、コクワ並みということでちょっとショックでした(笑)

タマムシと言っても色々な種類が一年中見られますが、皆さんご承知のヤマトタマムシは5月下旬~8月上旬頃が活動のピークとなります。

2010/08/13 げん 間違いありません
先週の土曜日に練馬区で捕獲しました。数十年ぶりに生きた個体を見ました。ちなみに最近アカボシゴマダラは普通に見かけるようになりました。近所の実家のそばではナガサキアゲハも飛んでいます。

練馬区ならタマムシが居ても不思議ではありません。東京は関東でも有数のヤマトタマムシの大産地で特に東京は道路の並木林、防風林、屋敷林、としてケヤキが使われてきました。また神社仏閣や公園などにケヤキやエノキが植えられていて適度に伐採や選定されるなどタマムシの繁殖には良い場所になっています。
逆に多摩地区、秩父、群馬といった山間部はほとんど営林としてスギヒノキが植えられタマムシを見ることは殆どありません。

2010/08/19 くじ 無題
沖縄本島で, アオウバタマムシ, サツマウバタマムシ, ミドリナガボソタマムシ, アヤムネスジタマムシを見つけました。宮古島に行った友達にアオムネスジタマムシをもらってしまいました。今年からタマムシを始めましたが,案外見れるものですね。

沖縄タマムシツアー行って見たいですね。元々タマムシ類は南方系の暖かい地域の虫ですから沖縄あたりだとまた違ったタマムシが居るのでしょうね。お金があれば行ってみたいです。

2010/08/10 うっぴい 初捕獲
はじめまして。東京都八王子市で、生きたタマムシを小1の息子が捕まえました! 一度網戸に体当りしてきたのを見たのですが、タマムシであるはずがない!って言われてそれもそうか、と思っていたらやっぱり本当でした! 東京にいるなんてとってもうれしいです

八王子ならまだ武蔵野の面影を残す雑木林が残ってますからタマムシの乱舞も普通に見られますね。こちら秩父は西川材の産地ゆえスギヒノキばかりでタマムシはほとんど見られません。八王子に住んでるなんて羨ましいですな。

2010/08/04 4-LOW ウバタマムシ
はじめまして。秩父市在住の4-LOWと申します。 外仕事のため今、東京都の瑞穂町に拠点で日々奮闘しています。 現場近くは毎日、ウバタマムシ、タマムシを確認できます。数が少ないのかと思いWEB検索したところ、ここにたどり着きました

瑞穂町はタマムシ多いですね。このホームページを作る切欠になったのも瑞穂で捕まえたタマムシからでした。なんでも戦前は瑞穂周辺には松林があったそうで松茸がとれたそうです。それが戦時中に軍へ松の根を供出する為ほとんど切られてしまったそうです。
松の根から取れる油をゼロ戦の燃料にする目的だったそうです。あれだけタマムシの居る産地もそうはありませんから何時までも残っていてくれると良いですね。

2010/07/20 りん タマムシについて
タマムシを売る事は可能なのでしょうか?? いくらぐらいで売れるか教えてください!

標本用としてきちんとデータを添付し輸送時に破損しないような対策をすれば需要はあるかと思います。

2010/07/13 宮本晃介 ウバの群れ
お邪魔いたします。数年前、埼玉県大宮市の「大宮公園」の松林に、よく飛び交ってました。あまりにも多く見掛けたので、絶滅危惧種だとは知りませんでした。タイワン玉虫という種類をテレビで見ましたが、日本の玉虫との違いに気付きませんでした。どう、違うのでしょうか?

タマムシは一本の木が枯れるとメスは狙い済ましたように群がって産卵し、その木から数十匹が生まれますから何処かに発生木が有ったのでしょうね。

2010/07/03 塚越義夫 無題
今年も今日ヤマト玉虫を地面で見つけました。昨年も今頃でした。二年連続の発見です。自然が戻ってきたのかな。群馬県高崎の田舎より。

高崎は利根川によって作られた土地ですからエノキが多く生えていてタマムシの乱舞も毎年みられますね。私も高崎あたりは毎年見に行きますが羨ましいところにお住まいですね。

2009/07/05 リュウセイ 玉虫
こんにちは。。鹿児島県奄美市内で見つけました。。玉虫でしょうか?名前がわかりません。。教えて頂けないでしょうか。。返信願います。

奄美市内・・・これだけでは判断できません。スミマセン

玉虫を見つけました、 この辺では大変珍しいことです。年に一度位のことです。せっかくですのでインターネットで検索しました。玉虫も何種類かいることが判りました。家の周りにはエノキ、モクエイ、ヤマボウシ等の大木があります。  プラム、イチジクにはカブトムシ、クワガタが集まってきます。

私からするとカブトムシやクワガタムシのほうが珍しいですよ。子供の頃はカブトムシはペットショップに行かないと見られない虫でしたからね。最近は自然が戻ってきてボチボチ天然のクワガタが見られるようになって来ましたね。良く昆虫図鑑で見るクヌギの木に樹液が出ていてカブトムシが群がる光景は三十歳過ぎて始めてみました。


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著作権について

 
   

いつも当サイトをご愛顧頂き感謝申し上げます。

あまりこう言う事は書きたくないのですが、最近特に目に余るものが御座いますのでご忠告致します。

タマムシの飼育を楽しんでおられる方々の中のごく一部の方では有るかと思いますが、当サイトの内容を引用しあたかも自分が考案したかのような内容で掲載されてる方が居られます。

もちろん当サイトの内容を参考にタマムシ飼育をされることに何ら問題はありませんし、私自身もタマムシへ関心を持って頂く方が増えるのは喜ばしいと感じております。

ただ、サイト掲載となると話は変わってきます。

判りやすく言いますと、一般に出版されている著作物 (本やCDなど) の内容をそのまま引用し掲載することは認められていません。
歌詞カードの内容をそのままサイトやブログへ掲載したら著作権違反になるぞということです。

当サイトでもページ下をご覧ください「Copyright (C) tamamushi_aikoukai .All Rights Reserved」と明記しています。

これは掲載内容の全てに著作権を主張します。という感じの意味でして、転載などは出来ません。

ただ、なんでもかんでも禁止という事ではなく、私に「転載していいですか?」のような相談をされた方やクレジット表記をされる場合は、これに当たらず掲載されてもOKです。

クレジット表記に際しては必ずインデックスページ「http://tamamushi.client.jp/」へリンクしてください。

当サイトで考案した内容は下記の通りです。

①産卵材へドリルで穴を開け産卵を促進させる方法。

②おが屑にて幼虫を飼育する方法


  以上2点は当時まだタマムシ飼育の方法が確立されておらず膨大な手間隙を掛けて導いた方法であり今のタマムシ飼育の主流となっています。


他人の著作物をパクってあたかも自分が考案したような振りをするって人としてどうなの?と思いませんかね。

私としては皆にタマムシ飼育を楽しんで頂きたく無償で情報提供しているのです。それを悪用されるようなことがあると
今後のサイト運営にも支障が出てきます。最低限のマナーは踏まえて頂きたいと思います。

またこれらをyahooオークションで販売しているという情報も入ってきていますのでオークション利用には注意されてください。

もしこれら無断転載しているサイトがありましたらご一報願います。


タマムシ愛好会

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